「今」の大切さ
千葉ロッテマリーンズの佐々木投手は、中学生になると140キロ台の早球でその名をとどろかせ、県内外の強豪校からお誘いを受けました。しかし、進路先に選んだのは、甲子園出場から30年以上遠ざかっている県立大船渡高校でした。
「このメンバーで甲子園に行く事に意味がある。達成できれば大きな糧になる」と震災に遭いながら野球に打ち込んできた地元の仲間と戦う道を選んだのです。
「今あるものが一瞬でなくなってしまう。今あるものは当たり前ではない」震災を経験しして佐々木投手は「今」を意識するようになったようです。
「今」という時間を昔よりも大切にするようになった」と話しています。高校時代に大きく成長できたのも、限られた練習時間をうまく使えたから、と思いがあるようです。
新コロナウィルスで休校になった子供たちに向け、佐々木投手は「今できることを見つけて、自分のために時間を使って欲しい」と呼びかけています。
2020年4月8日 読売新聞「ニュースde道徳」より
道場生の皆さんは、この記事を読んで「今」の大切さをどのように考えますか?
①東日本大震災では何が起こったのか?
②「今あるものを当たり前じゃない」という言葉にどんな思いを感じましたか?
③新型コロナウィルスが広がる今、自分にできる事は?休学で出来た時間をどう使う?
道場生は空手ノートに感想お願い致します。
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